FoodScore Topics
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Vol.1 本当に、何を食べても同じ?

食事の大切さ

たまに「何を食べても同じ」と言う人がいます。

しかし、人は1日2kg以上の食べ物を口にしていて、
1年間では700kg以上にもなります。

体重の10倍以上のものを口にしていて
影響されないわけがないですよね?

全身の細胞は2年間で入れ替わります。
皮膚や内臓はもちろん、骨も全て入れ替わります。

その材料は食事から来ていますので、
今の体の状態はここ2年間で食べたものに大きく左右されています。

遺伝子のスイッチ

遺伝で病気になりやすいというのは、本当なのでしょうか?

実は、遺伝子で全てが決まっているわけではありません。

最新の生物学では「エピジェネティクス」と呼ばれていますが、
遺伝子にはスイッチのような仕組みがあり、
そのONとOFFによって遺伝子の働きが変化し、
体質や能力、病気のなりやすさなどが変わることがわかってきました。

「遺伝子のスイッチ」を入れるのは食事や生活習慣です。
むしろ、元々何かの持病などを持ちやすい遺伝子の人こそ、
食事に気を付けていく必要があります。

遺伝子が全く同じである双子の研究で、
同じ遺伝子でも食事や生活習慣で、
病気になる時期が変わることがわかっています。

体質と思い込んでいるのは、遺伝ではなく、
親から受け継いだ食習慣のせいとも言われていますが、
大人になれば自分の意志で変えられます。

感情も食べ物に左右される

お腹が空いてイライラしたり、
元気がなくなった経験のある人も多いと思います。

性格のせいとしていることも、食べ物が原因の場合もあります。

心は脳の働きであり、気分は脳内の物質によって決まっています。

脳内物質の材料は、食事から腸などで作られているため、
怒りっぽい、集中できない、落ち込みやすい、
などの感情は、食事が原因のことも多いのです。

遺伝で全て決まるのではなく、
食事の選択で未来が変わってくるのですが、
医学や栄養学、生物学をマスターした上で選択するのは非常に難しいため、
私たちはより簡単に食事を選べるように、
FoodScore(フードスコア)を作りました。
社会貢献を主な目的としているため、
主な機能は全て無料でご利用いただけます。

主な参考資料