FoodScore Topics
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Vol.2 あなたはネズミでしょうか?

添加物の危険性

添加物が体に悪いのは本当でしょうか?

添加物は全て悪いというわけではありませんが、
害があるというデータがたくさん出てきています。

例えば着色料や過酸化水素、トランス脂肪酸など、
欧米では使用禁止や規制されているものが
日本では堂々と使われています。

安全基準

「国が認めているから安全なのでは?」

添加物は国が検査して安全基準を決めているから、
大丈夫なのでは? と思う人も多いです。

しかし、人でのテストがされていないため、
安全とは言い切れないのです。

添加物の安全性は実験用ネズミのラットに添加物を食べさせ、
「死亡するかどうか」「赤ちゃんに奇形ができるかどうか」を
厚生労働省が調べています。

例えば、添加物を食べてネズミが死亡したり
赤ちゃんに奇形が見られたり、ガンになったが、
それを100倍に薄めたものは食べさせて大丈夫だった。
だから、体重の大きな人間は大丈夫だろう、
というように安全基準を決めています。

しかし、毒だけど薄めれば大丈夫、
と言われて、皆さんは納得するでしょうか?

また、感覚的に誰でもわかるのが、
ネズミと人間では違う、ということです。

ネズミというと人間より弱そうと思うかもしれません。
しかし、ガンの研究者の間では有名な話ですが、
ネズミはガンになりにくいのです。
チェルノブイリ原発事故の跡地でも、
ネズミがガンにならず生きているという話からもわかります。

そのようなネズミがガンになってしまうというのは、
よっぽどの毒性があるということになります。

しかし、人体による実験は人道上できないため、
本当に人体で安全かどうかは私たちの体で実験中なのです。

さらに、人間の場合は、
「気持ちが悪くて吐きそう」「なんだか元気が出ない」
などの体調面も問題になりますが、
ネズミはそんなことは言いません。

ネズミと人間が同じとしている安全基準は問題です。

ずっと食べても大丈夫なのか?

ネズミによる安全試験は数週間~数ヶ月の短いものがほとんどで、
何年も継続して食べたときの影響は、ほとんど調査していません。

人間は何年も添加物をとり続けるのに、
長年の人体や脳などへの影響も、ほとんど調査されていません。

ちょっと怖くなってきますね。

主な参考資料